『昨日のロンハーで、坂上忍が益若つばさに対して、エディプスコンプレックスを出し過ぎだった。』
昨日のロンハー(ロンドンハーツというバラエティ番組)で、
坂上忍がエディプスコンプレックスをめっちゃ出してた。
そのせいで益若つばさが不毛に坂上忍に攻撃されていて、
見ていてかわいそうだった。
知らない人に説明すると、
今回のロンハーでは、ゲストのタレントが、
10人の女性芸能人を付き合いたい順にランキングする、
という企画をやっていた。
その企画で、
今回はゲストの坂上忍が、
10人の女性芸能人を付き合いたい順にランキングしていた。
10人の女性芸能人は、
磯山さやか、安田美沙子、益若つばさ、大島麻衣、保田圭、重盛さと美、
その中で益若つばさは、
今までのゲストだと、大抵順位が高く、1~4位あたりに入っていた。
しかし今回坂上忍というのが、
かなり変わっていて、益若つばさを10位にした。
(一番付き合いたくない女性に選んだ)
変わっていたというより、
坂上忍があの年になってもエディプスコンプレックスから抜け出せてないのだなあと感じた。
坂上忍の父は色々問題を抱えていて、
そのせいで坂上忍の母を困らせたりしていた。
そんな父を坂上忍はかなり憎んでいて、
父が死ぬまで父とは顔を合わさなかったらしい。
なので坂上忍からは常に父の顔がちらついていて、
その影響が坂上忍の性格を作り上げている。
今回の企画で、
坂上忍は共演者や、また視聴者が引くぐらい益若つばさの人間性を批判していた。
それは坂上忍が益若つばさを嫌いというよりも、
益若つばさ(離婚して、子供が一人いる。)から父の匂いがしたからであろう。
坂上忍は父親が憎いのだけれど、
それを一番受け継いでいるのは自分だと分かっているから、
自分の人間性を否定することで自分の存在を肯定している。
欲求というのはそれがあることを認め、解消していかないと、
それを自分から切り離すことはできない。
欲求を解消していかないと、
ずっとそれは残り、自分を支配していく。
欲求を解決しない、正面から向き合わない人が多いので、
いわゆる「大人」の中に、大人は少ない。
向き合わないままの大人が多いのが現実である。
坂上忍の結婚できないキャラ、毒舌キャラというのが、
とてもさびしく見える(´-`)。
問題は女性どうこうではなく、
彼に残り続ける父親の像なのだ。
それと向き合わない限りなにも変わらないが、
もう彼は変えたくないのだろう・・・。
これまでの自分の大部分を否定してしまうことになるし、
今さらアイデンティティーを壊して、
もう一度作り直すのはとても労力と時間が必要で、
それをやるにはもう彼はかなり年をとってしまっているから。
終わり。
ちなみにエディプスコンプレックスっていう言葉を使ってみたけど、
いまいち使い方があっているかどうかが分かりません(´-`)。
父親に対する憎しみ+愛情の飢えみたいなやつです。
エヴァのシンジ君と父さんみたいな。